SNSな女たち

SNSで出会った女子とのリアルなやり取りを綴ります

女子はほんとにSNSでちらつかせた刺激に身をゆだねるのか?#ナツという女②

さて、ナツと会うことに決めたわけだが、

ここでひとつ大事な話がある。

 

ここまで偉そうなことを言ってきたが、俺は不倫童貞だw

 

いや、厳密には酔った勢いで風俗くらいは行ったことはある。

それは不倫ではないよね。。

 

いづれにせよ、結婚してから妻以外の女性と浮気の字のごとく気持ちを浮つかせたことはない。

妻と知り合う前は自分でもおかしいんじゃないかと思うくらいに女好きだった。

合コンやクラブでのナンパに明け暮れた。

3股をしている時期もあった。

それが妻と知り合い不思議なものでパタリとおとなしくなった。

 

感のいい人なら分かるだろう。

普段おとなしいやつほどヤバい。

まさに俺だ。全く浮気をしないか、しまくるかどちらかだ。適度ってもんを知らない。

だからSNSでゲームのように不倫相手をあさるのだ。

 

で、まずはナツだ。

 

焦ってはいけない。大人の男に会いにくるのだから、会う日までの時間を空けた。

待たされることで会う時間の価値が高まる。より好意的になると考えたからだ。

勿論、この間に俺は他の女子へアプローチをかけている。それはまた別の回で。

我ながら、なんともゲスい。

 

そしていよいよナツと会う日。

待ち合わせは東京都内でも落ち着いた人もそんなに多くないエリアのとある駅。

駅についた俺はあたりを見渡す。

ふと目の合った、品のいいワンピース姿のスレンダーな女性。。。ナツだ。

 

ナツは少し照れたような笑みを浮かべていた。

軽く挨拶をし、予約していた港近くのこじゃれたレストランへ。

事前にメッセージのやり取りも頻繁にしていたのですぐに打ち解け会話は弾んだ。

ナツはやはりお嬢様でエスカレーター式の女子校に通い、大学卒業後知り合った今の旦那さんと20代前半で結婚したらしい。

すぐに旦那とはうまくいかなくなった。なんというか理由はないけどすぐに嫌いになったという。

ただ、子供はほしいから我慢してSEXに応じていたんだと…お酒も進み、なんとも明るく話すナツ。

 

女はわかっていない。男はこれから口説く女の口から旦那だろうと他の男とのSEXの話なんか聞きたくはない。

まあただ、そんな話をするなんてのは今日はOKだと言っているようなものだ。

「旦那じゃダメなの。刺激的なSEXがしたいの」そう言っているようなものだ。

 

少し酔いが回ってきたところで近くのベイブリッジの夜景がよく見えるバーへ。

カウンター席では二人の距離はより縮まり、自然とボディータッチも増えてくる。

ナツの視線はもう俺の目をまっすぐ見るようになっている。

あとは手を取りホテルへ向かうだけだ。

もう答えは出ている。

 

女子はほんとにSNSでちらつかせた刺激に身をゆだねるのか?

 

・・・・Yesだ

 

答えが出たら、俺は急にヤル気をなくした。

ナツをタクシーに乗せて帰らせた。

「また近いうちに」なんて方便を言って帰した。

 

う~ん、なんだろな?

きれいな子ではあったけど、そんなにタイプではなかった。それもある。

でも、ちょっと違ったんだよな。ナツの夫婦関係とうちとは全く違う。

俺は妻に少なくとも嫌われてはいない。

俺はSEXがしたいわけではない。女子の性根に触れたいんだ。

少なくともその夜はそう思い、なんともモヤっと終わった。きっとナツはおれよりもモヤっと終わったことと思うがw