SNSな女たち

SNSで出会った女子とのリアルなやり取りを綴ります

愛人契約を求める女 #チハルという女

よくテレビなんかで年収3000万以上の男じゃなきゃダメなんて女子がいるけど
まあテレビ的な演出もあるだろうから仮に1000万円だとしたらよくある条件だろうか。
それってどうだろうね。
 
いや、人生お金じゃないよなんてキレイごと言うつもりはないよ。
大概のことはお金の悩みがついてまわるから、幸福度と経済力はある程度リンクすると思う。
 
問題は誰のお金かってこと。
 
俺は女性は自立して自身で稼げるのが一番幸福だと思う。
 
だって結婚してみたらDVする男とかだったらどうする?
他の女に有り金つぎ込む男だったとか。
 
そういう男捕まえなければいいっていうかもだけど、人間はだれしも豹変する可能性がある。
つまりリスクは0じゃない。
その時に自分で稼げてなかったら?
 
考えるだけでも怖くない?
 
お金に縛られてその男に我慢するか、男と別れて底辺の仕事をするっていう選択しかなくなるよ。
#長時間労働#汚れた仕事#危険な仕事
 
若い女子がリッチな男捕まえておしゃれな生活したいってのも分からんでもない。
ただ、その男が急にリッチじゃなくなる可能性は十分にある。
若くして3000万も稼いでいる男なんて尚更だ。
 
3000万円稼ぐイケメン探すことを頑張るくらいなら、300万でも稼げる努力に変換するべきだ。
長い目でみたらそっちのほうが幸せになれる可能性は高い。
 
自分も働いて一定の収入があり、夫も平均以上に稼いでいるのが理想だ。
夫にある程度家計を支えさせて、自分ももちろん申し訳程度に家にお金入れる。
残りは全て自分への投資や蓄えにするべき。
つまり、夫のお金じゃなくて自分のお金で幸せをつかみ取るべき。
それこそが今の世の一番賢い女性の生き方はそうあるべきだと思う。
 
 
なんか説教じみてしまったが、今日はそんな教訓が身に染みる話
 
 
はい、いきましょ
 
今日のSNSな女は チハルという女
 
 
チハルはオシャレが大好きで、いつもプチプラのアイテムを自分なりの工夫に満ちたコーデをしてpostしてた。
背もすっらっと高いからプチプラでも見栄える。
まあ、でも庶民的というか生活苦がにじみ出てるようなそんなアカウントだった。
 
例のようにダイレクトメッセージを通して親密になり、そのうち会おうとなっていた。
チハルは30歳過ぎで小学生の娘がいる。
娘が学校に行っている間に新宿のファミリーレストランでパートをして家計を支えていた。
夫の収入ではとても暮らしていけないそうだ。
 
ある日、俺は新宿で仕事があり、チハルのパート終わりとなんとなく時間が重なり
まあ1杯くらい飲もうかとなった。
 
チハルは遅くならないうちに家に帰らなくてはならないから1時間程度の時間だった。
 
実際に会ってみると、チハルはSNSで見るより老けて見えた。
 
よく見れば整った美しい顔はしているが、苦労のせいだろうか美しいとは感じられず、老けた雰囲気が勝っていた。
 
なんとも勝手だが、印象も思い描いていた外見と違ったので気持ちも多少沈んだんだが、
そこはなんとか持ち直し、
まあ取り合えず時間もないことだし、新宿のハイアットのロビーで飲むことを提案した。
 
チハルはそんなとこ行ったことないからと慌て、知ってる店があるからと安居酒屋へ俺を連れて行った。
#そのままホテルの一室に連れてかれるとか思ったのかよ
 
1時間のうち前半はお互いのこと、SNSでのネタなどをしゃべった。
後半はチハルの家庭での悩みを俺が聞く形となった。
 
・夫のことはまるで愛していない。
・稼ぎも少ないくせに家のことも子育てもまるでしない。
・別れたいのだが、お金がないから別れられない。
・今のパートでは子供をとてもじゃないけど養っていけない。
 
といった悩みだ。
 
俺にしたら知らんがな。。という話で、もう終盤には彼女への興味も正直失せていた。
 
時折思い出したかのようにダイレクトメッセージしていた時に色気のあるセリフを付け足すのだが、
もう正直面倒くさいだけだった。
 
ただただ彼女を哀れに思った。
 
残酷にも彼女のことを飛びたい方向を見上げては地面を駆け回るしかできないニワトリに頭の中で例えていた。
 
こうなってしまっては手遅れだ。
自分で稼げていればとうの昔にそんな夫とは別れていただろう。
本来のチハルの美しさが失われることはなかっただろう。
 
あーそうだ。
ダメな男と一緒になってしまった結末は
お金に縛られてその男に我慢するか、
男と別れて底辺の仕事をするかと言ったが
 
もう一つあった。
 
チハルは後日、俺に愛人契約しないかと半分冗談で半分本気でメッセージしてきた。
もちろん、No, thank you だ。
#だったら風俗行くわ
 
もう一つは自分を安売りして他の男に依存する。だ