SNSな女たち

SNSで出会った女子とのリアルなやり取りを綴ります

女子はほんとにSNSでちらつかせた刺激に身をゆだねるのか?#ナツという女①

さて俺はSNSを使って浮気をすることを心に決めたわけだが
気をつけなきゃいけないことが2つある。
 
ひとつは素性がバレない。当たり前だが、様々なリスクを回避するために実名はもちろん、個人情報の露呈しないSNSであること。
 
次に、女子に偏りがないこと。前ブログで説明の通り、俺がこんなことをするのは妻が浮気に走った事実を自分の中で消化したかったからだ。
 
だから、いわゆる出会い系サイト、玄人が集まるSNSでは意味がないのだ。
あくまで一般的な女子が日常的に使うSNSであること。
 
 
結果、2つのSNSにアカウントを作った。
俺もバカじゃない。
出会いを求めてます!なアカウントに女性が寄り付かないことは想像に難くない。
そこでもともとファッションが好きなこともあり、ジャケットスタイルを中心とした”大人なコーデを披露するアカウント”にすることにした。
 
まあ、あれだ。
女子の浴衣姿を嫌いな男はいないように、大人っぽいスーツ姿が嫌いな女子はいないということだ。
 
そこそこいい服を身に纏い、そこそこいいお店を背景にしたpic。
ユーモアと知性を兼ねたキャプション。
経済力、センス、ユーモア、大人の余裕、、いわゆる理想の大人な男を演出した
 
そうしたpostに女子は想像力を膨らませる。
若い女子は自分の知らない大人な世界を想像し、主婦は家事の合間に自分好みのスマートなデートのイメージを重ねる。
 
作戦は見事にハマった。
20~30代の女性を中心にフォロワーはすぐに増えた。
意図的に明らかな隙を見せる女子も数人。
俺はこの中から選んでアプローチすればいいわけだ。
 
ここまではイメージ通りだ。
今までにもスタンスは違えどSNSは日常的に使ってきたし、自分がモテるほうだという自覚もあった。
 
問題はここからで、この先がまさに俺の知りたい領域なのだ。
 
そう、女子はほんとにSNSでちらつかせた刺激に身をゆだねるのか?
 
 
ひょっとしたら求めているのはSNS上での刺激的なコメントのやりとりという疑似恋愛でありほんとうに不倫に踏み切るなんてことは滅多にないのかもしれない。
 
その答えを知るべく、さっそく一人のフォロワー女子にアプローチをした。
 
SNSな女のスタートはナツという女
 
ナツはアラサーの主婦。
2児のママであり、SNSで見た感じ、お嬢様育ちという感じで経済的にも満たされていそうだ。
コメントのやり取りで次第に距離が縮まり、ふとしたネタで個人的なメッセージのやり取りに及んでいた。
もう俺はこの段階で分かっていた。ナツは誘いを断らない。
 
女子の特性として、心を許した男性であっても自分から誘ったりはしない。
その代わり身の上話をはじめる。それは得てして夫や彼氏の不満だったりする。
”ねえ、あなたは違うでしょ?私をここから一瞬でも連れ出して”と言わんばかりにね。
 
もうあとはたった5文字をフリック入力するだけだ。
 
”会ってみる?”
 
そして思った通り、
 
あまりにもあっさり”いいよ♪”と返ってきた。
 
言い忘れたことがある。俺はフォロワーを選んでいる。
何度も言うが、妻の不倫の本質を知りたいのだから。
いわゆるヤリマンでなく、そこそこレベルの高い女子を選んでフォロワーにしている。
傲慢なのは認める。だってSNS使う目的がねじ曲がっているからね。
 
つまり、ナツもパッと見は清楚で品のいい人妻だ。
それが二つ返事で誘いに乗ってくる。。
 
複雑な心境だった。
自分の妻だけではないという多少の救われた気持ちと
自分の信じたものが音をたてて崩れる言いしれぬ喪失感
誠実な夫というタガを外した高揚感
この時はそう思った。
 
今思えば単純明快だ。まさに自分で書いてる↑
理想が崩れた喪失感。これは男のエゴだ。自分の女がきれいな存在でいてほしいという願望だ。
誠実な夫というタガを外した高揚感 
= 清廉潔白な妻というタガを外した高揚感 だ。
 
 
まあ、でも実際にリアルで会ってみないことには半信半疑だ。
だからナツと会うことにした。