SNSな女たち

SNSで出会った女子とのリアルなやり取りを綴ります

愛人契約を求める女 #チハルという女

よくテレビなんかで年収3000万以上の男じゃなきゃダメなんて女子がいるけど
まあテレビ的な演出もあるだろうから仮に1000万円だとしたらよくある条件だろうか。
それってどうだろうね。
 
いや、人生お金じゃないよなんてキレイごと言うつもりはないよ。
大概のことはお金の悩みがついてまわるから、幸福度と経済力はある程度リンクすると思う。
 
問題は誰のお金かってこと。
 
俺は女性は自立して自身で稼げるのが一番幸福だと思う。
 
だって結婚してみたらDVする男とかだったらどうする?
他の女に有り金つぎ込む男だったとか。
 
そういう男捕まえなければいいっていうかもだけど、人間はだれしも豹変する可能性がある。
つまりリスクは0じゃない。
その時に自分で稼げてなかったら?
 
考えるだけでも怖くない?
 
お金に縛られてその男に我慢するか、男と別れて底辺の仕事をするっていう選択しかなくなるよ。
#長時間労働#汚れた仕事#危険な仕事
 
若い女子がリッチな男捕まえておしゃれな生活したいってのも分からんでもない。
ただ、その男が急にリッチじゃなくなる可能性は十分にある。
若くして3000万も稼いでいる男なんて尚更だ。
 
3000万円稼ぐイケメン探すことを頑張るくらいなら、300万でも稼げる努力に変換するべきだ。
長い目でみたらそっちのほうが幸せになれる可能性は高い。
 
自分も働いて一定の収入があり、夫も平均以上に稼いでいるのが理想だ。
夫にある程度家計を支えさせて、自分ももちろん申し訳程度に家にお金入れる。
残りは全て自分への投資や蓄えにするべき。
つまり、夫のお金じゃなくて自分のお金で幸せをつかみ取るべき。
それこそが今の世の一番賢い女性の生き方はそうあるべきだと思う。
 
 
なんか説教じみてしまったが、今日はそんな教訓が身に染みる話
 
 
はい、いきましょ
 
今日のSNSな女は チハルという女
 
 
チハルはオシャレが大好きで、いつもプチプラのアイテムを自分なりの工夫に満ちたコーデをしてpostしてた。
背もすっらっと高いからプチプラでも見栄える。
まあ、でも庶民的というか生活苦がにじみ出てるようなそんなアカウントだった。
 
例のようにダイレクトメッセージを通して親密になり、そのうち会おうとなっていた。
チハルは30歳過ぎで小学生の娘がいる。
娘が学校に行っている間に新宿のファミリーレストランでパートをして家計を支えていた。
夫の収入ではとても暮らしていけないそうだ。
 
ある日、俺は新宿で仕事があり、チハルのパート終わりとなんとなく時間が重なり
まあ1杯くらい飲もうかとなった。
 
チハルは遅くならないうちに家に帰らなくてはならないから1時間程度の時間だった。
 
実際に会ってみると、チハルはSNSで見るより老けて見えた。
 
よく見れば整った美しい顔はしているが、苦労のせいだろうか美しいとは感じられず、老けた雰囲気が勝っていた。
 
なんとも勝手だが、印象も思い描いていた外見と違ったので気持ちも多少沈んだんだが、
そこはなんとか持ち直し、
まあ取り合えず時間もないことだし、新宿のハイアットのロビーで飲むことを提案した。
 
チハルはそんなとこ行ったことないからと慌て、知ってる店があるからと安居酒屋へ俺を連れて行った。
#そのままホテルの一室に連れてかれるとか思ったのかよ
 
1時間のうち前半はお互いのこと、SNSでのネタなどをしゃべった。
後半はチハルの家庭での悩みを俺が聞く形となった。
 
・夫のことはまるで愛していない。
・稼ぎも少ないくせに家のことも子育てもまるでしない。
・別れたいのだが、お金がないから別れられない。
・今のパートでは子供をとてもじゃないけど養っていけない。
 
といった悩みだ。
 
俺にしたら知らんがな。。という話で、もう終盤には彼女への興味も正直失せていた。
 
時折思い出したかのようにダイレクトメッセージしていた時に色気のあるセリフを付け足すのだが、
もう正直面倒くさいだけだった。
 
ただただ彼女を哀れに思った。
 
残酷にも彼女のことを飛びたい方向を見上げては地面を駆け回るしかできないニワトリに頭の中で例えていた。
 
こうなってしまっては手遅れだ。
自分で稼げていればとうの昔にそんな夫とは別れていただろう。
本来のチハルの美しさが失われることはなかっただろう。
 
あーそうだ。
ダメな男と一緒になってしまった結末は
お金に縛られてその男に我慢するか、
男と別れて底辺の仕事をするかと言ったが
 
もう一つあった。
 
チハルは後日、俺に愛人契約しないかと半分冗談で半分本気でメッセージしてきた。
もちろん、No, thank you だ。
#だったら風俗行くわ
 
もう一つは自分を安売りして他の男に依存する。だ

夫がバイセクシャルな女 #ルミという女③

デートではいつもそれなりのレストランをチョイスするのだが、何を隠そう俺もB級グルメは大好きだ。
特に酒を飲むならナイフとフォーク、それにワインなんてまっぴらゴメンだ。
それはあくまで料理を楽しみに行くアクションであって、酒を飲みに行くのであらば
荒々しい味付けの料理を生ビールで流し込みたい。
 
ルミもそんなタイプだった。
 
ご存じの通り、食の趣味というのは男女の付き合いにおいては非常に大きな要素だ。
食の趣味が合わないというのはやはりツライ。
 
その点においてはまずはユキと俺は相性が良かった。
 
当然、この相性はその後の展開にも影響する。
初デートであればなおさらだ。
 
まあ、つまり焼き鳥屋を出る頃には二人ともすっかり気分よくなり、驚くほど心の距離は縮まった。
気取ることなく、かっこつけることなく、すごく笑って、すごく飲んだ。
 
初対面でこうも盛りあがるのか。
あー、俺は人間としてこの子を好きだなー
 
と思った。
 
 
 
 
2軒目のバーへは手を繋いで移動し、今度は少し酒のペースもスローに。
そして、じっくりとお互いのことを語った。
バーの薄暗さと酒に酔ったおかげで、俺はユキのキレイな顔を存分に見ることができた。
特に形のいい少し厚めの唇が好きだった。
 
ルミは
子供のこと
東北から上京してプロのヘアメイクになるまでのこと
自分の夫がバイセクシャルであり、子供がほしいがために結婚し、ずっとお互い別のパートナーがいるのをオープンにしていること を語った。
#なんだこのパターン#不倫になんのハードルもない
 
 
 
バーを出て風に当たるために再び手を繋ぎしばらく歩いた。
繁華街から少し離れ人気も少なくなっていた。
 
どちらかが前を向いて話し、どちらかが相手の顔を見て聞く。
このリズムがしばらく続き、
 
そしてふとリズムが狂った。
 
お互い同時に話しはじめ、お互いはたと自分の話を止め、顔を見合わせた。。
 
 
 
キスをした。
 
 
 
 
そこから会話はなくなり、何度もキスをした。
 
何気なく、いや本来のプランにのっとり、おそらくルミもそれを薄々感じながらホテル街へと歩いてきていた。
ここでホテルに入るのがプランであり、ルミも受け入れる姿勢だった。
 
 
 
ホテルには誘わなかった。
 
 
 
 
SEXはしたかった。ルミと初めて会った日からずっとしたかった。
ただ、してしまえば射精とともにルミへの気持ちが冷めてしまう気がした。
それがなんとなくこの日は嫌だった。
そういう安い日にしたくはなかった。安い関係にはなりたくなかった。
 
 
結局そのままタクシーを拾い、ルミを送って帰ることにした。
10分ほど走り、新宿を抜けようとしたその時、
 
 
ルミは突然その手で俺の両目を覆い、長いキスをしてくれた。
 
 
視界を奪われ、全身の神経は唇に集中した。2枚の唇でルミのすべてを受け入れることができた。
 
 
 
結局この後ルミとは会うたびにSEXをし、関係はしばらく続いた。
 
ルミとは何から何まで楽しくて、何から何まで相性が良かった。
その美貌はもちろん、人間的に大好きだったし仕事人としても尊敬していた。
だから続かなかった。
 
不倫にしてはお互いを大事にしすぎた。
 
 
 
ルミとの思い出は今ではボンヤリしているが、タクシーでのキスは鮮明に覚えている。
あんなに気持ちのいいキスを俺はもうこの先味わうことはないだろう。
 
 

夫がバイセクシャルな女 #ルミという女②

ルミはKさんの隣に座り、Kさんの向かいに座っている俺とはテーブスの対角線上に位置した。

 
よくも悪くもバブル世代を体現しているようなKさんのテンションの高さは続く。
 
絶え間なく続くKさんの話に俺は相槌はうつものの大して耳を傾けていなかった。
ルミのそのキレイな顔をいかに盗み見るかに俺の意識は注がれた。
 
たまに目が合うと慌てて発言し、会話に参加している自然さを装ったつもりだったが
後から聞けばルミは俺の視線に感づいていたようだ。
 
当然Kさんの意識もルミに向いている。
#あからさまにね#バブル世代の肉食さてば
 
俺も40だ。処世術というか、特に目上の男性に対する気づかいは自然と身についている。
Kさんがいかにルミと楽しく会話が弾むか。俺は終始そこに気を払った。
 
間違ってもルミに気に入られようと振る舞うなんてことはない。
普段ならこれを我慢と言うのだが、この日は違った。
 
俺は何故だかルミとはまた会うことになると悟っていた。
何も焦る必要がなかった。
 
それでも時折入ってくるルミの情報だけはしっかり記憶した。
 
・Kさんとルミは俺と同じSNS内でフォロワー同士
・いつか飲みに行こうという口約束がちょうど今日かなった
・仕事はプロのヘアメイク
・2児の母
・37歳
 #まったく見えない#せいぜい30過ぎ
 
結局Kさんのトークが一息つくことはなく、気づけば終電を逃していた。
俺は最後までサポート役に徹した。
Kさんとルミを同じタクシーに乗せるその時まで。
 
 
 
後日、お礼がてらルミからフォロワー申請があり、SNSで俺たちはつながった。
それでも俺からグイグイいくことはなかった。
ルミとはその後もごく普通にSNS上のフォロワーとしてやりとりをしていた。
なんというか、歳も近いせいもありふつうに仲のいいフォロワーの関係が続いた。
 
それでもやはりSNSのいけないところはどうしても自分の内面をさらしてしまうことだ。
 
気持ちが落ちればそれがpostにはにじみ出る。
 
にじみ出さないようpostを控えればそれはそれで心配される。
 
そんな時、リアルを知っている同士ならば自然と踏み込んだやり取りに発展する。
 
多分俺とルミどちらかの仕事がらみのpostからの流れだったかと記憶しているが
メッセージのやり取りが盛り上がり、
 
オフ会をしようということになった
 
オフ会といいつつ2人で会うことの違和感に不思議とどちらも触れなかった。
当然Kさんを誘おうという話も出なかった。
 
約束のその日、新宿の待ち合わせ場所に現れたルミは相変わらずの美貌だった
やはり2児の母にも37歳にもとても見えない。
 
俺は心躍るのを必死にこらえ、オフ会にふさわしいテンションで雑多なエリアの焼き鳥屋へルミを誘導した。
 
B級な店がいいというのはルミの要望だった。
今思えばエロい雰囲気にならないようにルミなりの予防線だったのかもしれない。
 
その予防線も無駄だったけど。。

 

夫がバイセクシャルな女 ルミという女①

そろそろ保身のため言っておきます。
 
はたしてSNSな女がどれくらい安易に不倫という刺激に身をゆだねるのかという
調査という名のゲスい活動は今はしていない。
 
このブログは記憶を頼りに。いや、記憶が頼りないから書きなぐっているわけです。
 
冒頭に書いたように刺激を求めている女性に向けた参考としてなのか
自分に酔いしれたいのか、はたまた戒めなのか。
もはやこれを書いている目的もよく分からないが。
 
とにかく、今はゲスな活動はしておらず、このブログも結末に向かってます。
そう、このブログには結末があります。
ある女性との出会いにより自分でも思いもしなかった結末が。
 
ひっぱって申し訳ないが、今は未だお付き合い頂きたい。
結末に至る前の他のSNSな女たちに。
そんな多くはないです
#たぶん
 
そんな今回の
 
SNSな女は。。ルミという女
 
ルミとは実はリアルで先に出会っている。
 
元来面倒くさがりな俺は効率をひどく気にする。
かといって時間を有効に使いたいってタイプでもないんだけど。。
とにかく稀ににエネルギッシュに何かをする時には他の何かを兼ねてしまいたいのだ。
で、空いた時間はマイペースにぼーっと過ごしたい。そんな性格をしている。
 
だから、SNSで数多の女性と知り合うついでに自分の人脈になりうる男性とのつながりも作っている。
で、そういう男性ともリアルでたまに会うのだ。
 
その日は仕事内容も近く、職場も近い、会社代表をしている男性フォロワーのKさんと会っていた。
Kさんは俺よりも一まわり年上だったがやけに気が合い、麻布の洒落たバーですでに3時間は飲んでいた。
 
まあ男が3時間も飲んでいれば当然といえば当然の流れだが、話題は女のことに。。
 
Kさんはバツイチで成人した息子もいるが、早くに離婚し今は都内の高級マンションに一人暮らし。
今は恋人もいないようで寂しいんだろう。常に若い(といっても30、40代だが)女性と飲み歩いているようそうだ。
 
女の話もなんだか盛り上がり、Kさんが誰か呼ぼう!とスマフォを手に取り手当たり次第女子に連絡しはじめた。
Kさんはサービス精神からだろう。LINEのやり取りをその相手のプロフィールを紹介しながら見せてくれる。
この子はモデルで今日は仕事で無理みたい。てな具合で。
なんだかなー、俺はこうはなりたくないなとKさんを少し憐れみかけたちょうどその頃
ひとりの女子がこの近くでちょうど飲み終わり、今から合流するとKさんの自慢げな報告が。
 
それがルミだった。
 
ほどなくして店に現れたルミの姿に俺は見とれた。
タイプとか一目ぼれとかそういう類じゃなくて、誰が見ても美人だというレベルの容姿に思わず目を奪われた。
 
じっと見る俺の視線と挨拶をして見上げたルミの視線が交わったその瞬間に
 
俺たちが男女の関係になることを何故か悟った

童顔巨乳の女教師 #ユイという女

うん、もう妻の浮気の理由探しとかどうでもよくなってる。
ていうかもう、答えも出てる。
 
・男が女を理想化してるだけ
・男に浮気心があるように女にも浮気心はある
・そしてSNSにより出会いがお手軽になってるからそのハードルは尚更下がってる
 
もうひとつ言おう。
既婚女性においてはお金と時間。その両方、あるいはどちらかに余裕があるとなおさら危険度を高める。
これも男と同様だ。
いや、男の場合は金と時間両方か。
うーん、でも女も男と会うには美容や衣装代もかかるからやはり両方かもな。
 
夫に浮気されたくなかったら小遣い増やすな!
妻に浮気されたくなかったら子供が小学校に上がっても暇させるな!かな
#標語的に言うとね
 
なんだろ、もう惰性で女と会ってる。もともとターゲットにしてた尻軽じゃない既婚女性という枠すら
もうなくなってる。
今の俺はまさにSNSで女を釣りまくってるゲスな男だ。
まあ、でもその枠が外れたおかげである女と出会い、俺は心のバランスを取り戻すことになるのだが。。
それはまたいづれ。
 
さて今回はまだゲス真っ只中な俺の話いきます
 
 
今回のお相手は。。。ユイという女
 
 
もう忘れてるかもしれないが、俺がSNSで女性を呼び込む仕組みはスーツや大人なライフスタイルの写真をアップし、イイネやコメントにリアクションするところから始まる。
あーあと、写真はたまに顔出しをしてる。
社会的な立場を害さない程度にたまに。
 
ちょうどいつだったか顔出ししたときにアプローチしてきたのがユイだ。
40歳のおっさんのルックスがタイプだと言ってくれ、頻繁にメッセージをくれ、会いたいと。
メッセージから分かったユイのプロファイルはこうだ。
 
25歳独身
千葉県在住
職業は教師
 
そしてSNS上の姿は一部(アキバ方向)では3種の神器とも言われる
童顔
巨乳
色白
なんとも気持ちよさそうなおっぱいです。はい。
#雪見大福です
 
いや待て。いいのか?ほんとに。。何をいまさら。。ではあるが
あまりに若い女子に夢中になられる状況だけは避けようとおっさんは思っていたから。
 
俺が既婚者であり、これはその。。不倫だよ?と何度もユイ確認した。
 
その都度ユイは「そんなこと分かってるよ~」と童顔に似合わぬ落ち着いた返しをしてくるものだから
あーそうか、この子は不倫に慣れてる子でそこらのバランスは心配ないのかも
と自分に言い聞かせ、結局会うことに。
 
 
なんだか千葉の奥地から2時間もかけて東京にくるそうなので
築地の本格的だけどこじゃれた寿司屋にユイをエスコート。その後、酔いさましがてら歩いてライトアップされた勝どき橋を横目に隅田川を歩く。というプランだ。
 
おまかせ10貫の半ばも過ぎた頃、俺は痛感していた。
うん、、この子は遊んではいけない子だ。
 
聞けば、親御さんも教師で実家暮らしをしている。教師の仕事にいっぱいいっぱいで彼氏もいないと。
大人な男性が好きで俺がタイプなのだと。
 
ダメだ。。本気にさせてただ傷つけるだけのパターンだ。
 
いくらおっぱい星人の俺も、
 
この巨乳はスルーせねばならん!
 
そう言い聞かせて寿司屋を出た。
 
さて、とはいえじゃあ帰れも申し訳ないので、やはり予定通り勝どき橋を眺めに隅田川へ向かった。
人気のない河川敷。ちょうどいい距離に見える勝どき橋のライトアップ。
たまに通る船とさざ波。。
うん、我ながら女子を落とすにはいいコースだ。
 
いや、あかんあかん!
今日は少しここを歩いたら、「また近いうちに会いましょう」で電車に乗せる!
 
歩き疲れると同時に酔いもすっかり冷め、近くのベンチに腰掛けたその刹那、
 
思いがけずユイのほうからキスをしてきた。
 
 
しまった!
 
そういう隙を見せていたことに対する反省とは裏腹に。。。
 
俺は熱いキスを返すことを止められなかった
 
その後、行き交う船が隅田川に生み出す寄せては返すさざ波のごとく、
 
舌を入れては入れられと。。。
 
挙句の果てにユイの幼い横顔を覆う髪をかき上げ、耳から首筋へと唇を這わせてしまう始末。
 
 
 
ダメすぎる。。。
 
ユイはすっかり恍惚とした表情をしていた。
 
はぁ、ほんとうにダメな大人だ。俺は。
 
 
いや、ただそのユイの表情を見て俺はなぜだか正気を取り戻した。
 
すくっと腰を上げ
「よしっ親御さんも心配するかもしれないから、駅まで送るよ」と言った。
 
ユイは残念さと大事に扱われた嬉しさをごちゃ混ぜたような表情を浮かべて立ち上がった。
 
駅までしっかり送り届け、数日後に「もう俺とは会わないほうがいい」という非情なメッセージを俺はユイに送った。
 
ユイからは「何それっ!嫌いになったんならはっきりそう言ってよ」と返信があり、その後メッセージは来なくなった。
#ゲキおこ
 
これで良かったと思っている。嫌われるくらい強烈に突き放すのがせめてもの大人の男の選択。
#エラい俺
#雪見大福はやはり惜しかったけど

 

メンヘラな女 #レイという女

今回は少しこれまでとベクトルが違う投稿になると思うんで

予め言っておく。エロいのを期待しないでほしい。
体の関係はもちろん、会ってもいない女の話をする。
ただちょうど暑い今日、記憶がよびおこされて書きたくなった。
 
 
精神のバランスを崩した人間が多く集まるのもSNSの特徴だろう。
リアルでは自分をうまく表現できない人にとってSNSは貴重な場とも言えるから。
満たされない表現欲求を吐き出すにはうってつけだろう。
 
得てしてそうした人のpostはリアクションを気にしない自己満なケースも多いが
レイは違った。
 
 
今日のSNSな女たちは。。レイという女
 
いや、そもそもレイとやりとりをし始めた時はメンヘラだなんて感じなかった。
 
キレイなお姉さんといった感じの容姿にギャップのある下ネタ。
そのギャップは引くようなものではなくて、むしろ男を引き付けるものだった。
 
俺もその手のネタは好きだったから、レイとはすぐに打ち解け、仲のいいフォロワー同士となった。
 
ほどなくして、レイのメンヘラぶりを少しだけ垣間見ることになった。
まれにびっくりするようなハイテンションなpostをすることがあった。
そして決まってその後数日間はpostがない。
 
元来おせっかいな俺はレイの様子を心配しコメントし続けた。
#いやほんと今回は下心なし
 
レイは躁鬱病ということだった。
恥ずかしならが俺は鬱病はしっていたが躁鬱という人を初めて知った。
毎日がジェットコースターのようなもので気持ちが上がって下がって
それを自分でコントロールできない。
上がれば上がるだけ下がる反動は大きく、下がりきると死にたくなる。
その反動は心だけでなく身体にも不調を及ぼす。
 
レイには将来有望な中学生の息子がいた。
学業優秀で心身ともすぐれない母をいつも気遣う優しい子だった。
 
息子だけが彼女の生きがいだった。
 
夫とはもう心の通わない仲となっていた。
 
躁鬱をコントロールできない苦悩。
頼りにできない夫。
これ以上息子には心配をかけたくない。
 
出口がなかった。
 
 
不倫。
 
 
精神安定剤のように不倫を繰り返してしまうのだそうだ。
もちろん安定なんてしない。
むしろ逆に不倫の事実が自分を追い込み命を絶つ衝動すら起きるのだそうだ。
 
それを食い止めるのが太陽のような息子の存在。
 
そんな綱渡りのようなサイクルを彼女はもう何年も繰り返している。
 
俺には想像ができない。
 
 
レイのアカウントは7月~8月の2カ月で消えた。
消えた直前のpostがやけに記憶に残っている。
 
私は躁鬱病
もう長い事抜け出せないでいる。
でも、このひと夏の間だけSNSで普通の女子を体験してみたかった。
私の病気のせいで不快な思いをさせた方ごめんなさい。
ありがとう。
 
そんな内容だった。
 
なんとも言えない気持ちになった。
夏休み前にクラスに白のワンピースの似合う可憐だけど病弱な女の子が転校してきて
夏の終わりとともにまた転校していった
 
そんな感じだった。
 
惹かれるんだよね。男って。儚い女子に。
でも結局長くは守れない。
だからきっとレイは今も渡り歩いてるだろうな。刹那な男の優しさを。
 
 
 

 

夫の誕生日にワンチャンする女 #アキという女②

①で終わるつもりだったアキ編だが続きがある。
あ、いやアキとはそれきり会っていない。
 
会ってはいないがお互いSNSではフォローし合っているので
これはSNS上での続編。
 
ひょっとしたら俺のこのブログを読んでSNSでの出会いに興味を持つ女性がいるかもしれないから
そういう方のために今回は書きます。
 
 
今後もう少し丁寧に触れていこうと思うが、
俺はSNSに既婚者が出会いを求めることを否定しない
それは本当に救いを求めている人がいることを知ったから。
 
自分で答えを出せない人がいる。出せないままどうしようもない心の隙間を抱えて。
それでも毎日を家族に、周りの人に迷惑をかけないよう暮らさなければいけない。
心の隙間をほんのたまに埋めることができれば頑張れる。そんなケースがある。
 
その隙間ってのは寂しいとか苦しいとかじゃなくて誰かに身体ごと心を抱いてほしいという類のもの。
それは女子会では埋まらない。
 
アキはヤリマンだったが、悪女ではなかった。
3人の子供を一生懸命育てている。そのうちの一人は障害児だ。
日々家事と子育てで忙殺されている。
その点においては実に丁寧に毎日を送っていた。
 
そんな彼女のどうしようもない心の隙間は女として求められ続けたいという欲求だ。
アキは10代の頃、太っていたらしい。
そのせいでイジメられ、みじめな思いをしていたそうだ。
20代、彼女は必死に痩せて容姿を変貌させた。女として認められるようになった。
彼女はそこではじめて自分を好きになれた。
二度と自分を嫌いになりたくない。そのためには男に認められ続けるしかない。
夫がいる今でも。。
 
もちろん、正しくなんかない。でもそれは彼女にとって存在意義に関わる問題なんだ。
 
 
繰り返すが、俺はSNSに既婚者が出会いを求めることを否定しない。
ただ、以下に書くようなリスクを伴うことを理解はしておいてほしいと思う。
 
 
アキは①で書いた通り、理由はどうあれ、男をSNS上で転がしリアルでもヤリまくっている主婦だ。
 
SNSってさ、大丈夫と思ってても意外と噂は広まっちゃうんだよね。
 
アキは間もなくある女に目をつけられ、SNS上でさんざん嫌がらせを受けることになった。
やり口が実に執拗だった。
アキを装ったアカウントを作り、アキのフォロワーをことごとくフォローし、
「私はビッチ」
「誰にでも股開くわよ」
といった類の投稿をする。
勿論、アキはそれを運営に報告し、削除してもらうことはできる。
が、また違うアカウントを作り同様の誹謗中傷を繰り返す。
 
体の関係を持った縁で(笑)俺はダイレクトメッセージで相談にも乗っていた。
初めの頃は徹底的に戦う。弁護士立てて追及すると意気込んでいたアキだったが
 
間もなくアキのアカウントは消えた。。
 
俺が想像するに、こうだ。
アキと関係を持った男がフォロワーの誰かに漏らした。
それがその男に好意のある女に伝わり、言われのない復讐に遭った。
やり口からして正義感ではなく嫉妬心なのが明らかだからそう思う。
 
SNSのコミュニティってのは村化するものだと思う。
自分としては数百万人の中からランダムに選んだフォロワーと思っているかもしれないが
気づけばフォロワー同士は重なりまくり、数十人かせいぜい数百人の村になっている。
小さな村に変な噂がたてばそこに住めるはずはない。
 
 
また、噂が表面化しないケースもある。
ある女はヤリマンだという噂がたっていることを知らずにSNSを続けている。
フォロワーの男どもに下心しか持たれてないことにも気づかず。。
これはこれで実に哀れだと思う。
 
 
罰が当たった。そう言ってしまえばそれまでではあるが。
因果応報。俺にもそのうち罰は当たるのだろう。。